いつか、一緒にパリに行こう


  いつか、一緒にパリに行こう 
  何度でも読みたくなる本  何度も何度も読んでいる本 
  パリにも連れていった本  パリが好きです

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  今回心にとまった一文は、フランス人の気質です
  フランス大統領選が終わり、新大統領夫人は25歳の年上妻
  結婚までの「経緯」も自由恋愛の国、フランスの面目躍如というところでしょうか


  この「経緯」、日本のマスコミだったらどういう取扱いになるのでしょう・・・

     【他人のことには興味がないフランスと、他人のことにしか興味のない日本との
      温度差は結婚離婚観にも大きな差を生み出している】と、辻仁成


  政治家や芸能人の男女間トラブルをスクープするマスコミにはいつも辟易します
  特に政治家には仕事をして頂ければそれで良いと、個人的には思っています
     (善人気取りで他人の密か事を暴露するのは残酷です)


  ミッテラン大統領に愛人がいたことは知られていましたが
  そのことを公の場で追及した記者への大統領の応えは
     【それがどうした?(Et alors?)】
       (フランス人はこういうエスプリが好きなのだそう)


     辻氏も【不倫が社会的に正しいとは言わないが、それは当事者が話し合って解決
         すとであり、あくまで個人の問題。国民にとってはまず大統領の腕
         前が一番なのだ】と

     【自由と言うのは、まず他人を気にしないことであり、自分の人生を謳歌するこ
      とであろう。パリの人々は他人を気にしない。だからゴシップというものもは
      びこらない】
                     (移民問題がパリ(フランス)の姿を変えていくだろうか・・・)


     【成熟した社会では、人間は他人から独立しているものである】


  う~ん・・旅行ではなく、暮らしてこそ見える風景の言葉なのでしょう

  フランスは大人が大人でいられる国

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