王者の風格・パリ

パリに行って来ました
何度も出かけているパリですが、今回で最後になるでしょうと
凱旋門に昇る事
オルセーの展示室の壁色が変わったので、絵の色の変化を見る事
この2点を目的に出掛けました

6月のヨーロッパは日も長く、気候も爽やかです
観光客で溢れています

次々にやってくるセーヌ河の観光船のデッキには
まるでパックに入ったブナシメジのように人の頭がいっぱい
道路に目をやれば
数珠つなぎで行き交うサイトシーイングバス
これも人がいっぱい
 
パリには何でも揃っていると つくづく思う
歴史も 建築も 美術も 食も 街並みも
 
もともとはゲルマン民族ですが、徐々にラテン化したようで
電車は汚い、道にタバコを捨てる、ゴミを捨てる
人だってそんなに優しくない 大人の距離間です
 
歓待された感じはまるでありません
極めつけは リスボンへ向かうオルリー空港の手荷物検査
使いかけで中身が少量の普段の化粧品を そのままバッグに詰めて
無事、日本を出国した・・・のですが・・・
これはフランスのルールだと、こちらの言い分は一切受け付けない
化粧水、乳液、歯磨き粉のすべてが目の前で ゴミ箱へ捨てられました
(容器の詰め替えを面倒がったばかりにトホホです)
宿泊先のホテルから頂いた瓶詰のジャムもゴミ箱へ
 
観光大国フランス  まさに王者の風格です

お・も・て・な・し」 などと、物差しで測れないことに気合が入り過ぎて
勝手に疲れていませんか? 日本

環境さえスマートに整っていれば
他国の人々は 自分のことは自分でするみたいです・・・よ

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これを見よとばかりに風が吹いてきました・凱旋門