ヒットラーのむすめ/ジャッキー・フレンチ

 
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スクールバスを待ちながら
もしもヒットラーに娘がいたらと
架空の物語ゲームを始めるオーストラリアの子供たち
 
マークが感じ始めるいくつもの疑問
善悪の違いはどのようにわかるのか
ひととの違いに気付いた時
どのように行動するのか
正しいことを正しいと言えるのか
それは本当に正しいことなのか
 
 
大人の私にもわからない
知らされている情報は正しいのか
傷みを伴うことを知りながら
正しいと思うことを主張できるのか
臆病者の私は沈黙するだけかもしれない
 
 
時々テレビで見かける
バロン・トランプ君
父親の仕事が彼の環境を変えたでしょう
否応なしに
(彼は何を思うのだろうと、思うことがある)
 
 
カバーの画も中の挿絵も
内容の不思議さと相まって素敵です
 
児童書とは思えないほど深く考えさせられる本です
 
裏表紙には
鈴木出版の児童文学
この地球を生きる子どもたち
と、あるのです
 
 
【平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに心から安堵】
という天皇陛下のお言葉がありました
それほどまでに危うい時を
地球はいつも生きているのかもしれません
 
 
これまでに手にすることのなかった本を
ブログを通して読むことができる
本当に嬉しい
 
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