マルテの手記/リルケ

壁一面の本棚から 千冊近い本を整理した昔
手元には二十冊に満たない本を残しました
 
その一冊は「マルテの手記」
なんど読んだのかわからない 
なんど読んでもわからない
なんど読んでも新たな気付き

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  私の「マルテの手記」                         最近の「マルテの手記」はこの装丁

また読みたくなって手にしました
 
そんな時
BS「林 世界の名著」に芥川賞作家・平野啓一郎さんが
「マルテの手記」のチョイスで登場
 
高校生の時に感銘を受けたと話され
『わからないなぁって思いながら読むのが良いんですよ』
『自分の知らないことがあるなぁという感じがするんですよ』
 


読み手の経験や生きてきた時間の長さによって変化する読書の感動
そんな本を私は好きです
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「マルテの手記」カバー模写?風(ガラスペインティング)