貢献のかたち

昨夜のBSテレビで「奇跡の島 モン・サン・ミッシェル」を見ました
6年前に訪れた時には、現地のガイドさんに恵まれませんでした
一生懸命に日本語で説明をして下さるのですが
英語で言ってくれた方が良いかもしれない・・・という感じです
「その説明はさっきも聞きました」と思うほどに、同じ言葉を繰り返していたのです
 
それでもモンサンミシェルは素晴らしかったです
そして番組の解説で、改めてそうかそうかと楽しみました
 
フランスにはあちらこちらに生ガキを提供する店があります
東日本大震災で宮城の牡蠣養殖は大打撃を受けました
その復興にフランスからのお返しです
 
60年代から70年代にかけて、疫病でフランスの牡蠣が全滅の危機に陥った時
宮城産の種牡蠣がその危機を救ったことへの、お返しプロジェクトです
種牡蠣と共に漁師さんまでもやって来ました
 
 
すぐには結果を見ることのできない貢献がありますよね
地方レベルであったり、地域レベルであったり・・・
善意を忘れない人々 
いたみを我が身に感じられる人々
 
 
昨日は、集団的自衛権行使の首相の会見もありました
戦争の時代を生きてはおりませんが
その時代を経験した人達は言っています
「少しずつ少しずつ何かが変わって行き、気が付いたら戦争になっていた」と
 
「戦争」って、決めた人たちは「現場」には行かないのですよね
何時の時代も 何処の国も
 
戦うことを義務付けられた自衛隊への入隊希望者が減ってきたら
徴兵制になるのかなぁ・・・・
 
                           車窓からモン・サン・ミシェル
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